モニターの向こうがわ

Webサービスやアプリを作っている人が見たり考えていることを綴っています

when you gaze into your monitor, the monitor also gaze back into you.

ブログを書こう

「そうだ、ブログを書こう」

そう思ったことがこれまでに何度かある。インターネット産業に足を踏み入れて8年。最新の情報を手に入れたり、困った時に解決策を教えてくれたり。他の人が残してくれたブログの記事のおかげで助かったことが何度あったことか。インターネットの集合知に加わりたい、アフィリエイトで稼げるんじゃないか、キャリアとしてソーシャルプレゼンスを上げるために。色々な理由と動機でブログを立ち上げては放置を繰り返してきた。

「ブログが性に合わない」

三日坊主の度にそう理由付けて、放置する自分を許してきた。Twitterが流行り出してからは、短文でアウトプットするのがデフォルトになり、仕事しながら思ったこととか毎日のくだらないこととかを垂れ流している。それでいいんだけれども、垂れ流して構わない内容ならそれでいいんだけれども、それだと自分が考えていることや考えていたことも流れてしまい、自分を形成するものが何なのかが自分でも分からなくなる。

瞬間的に思いついたことをちゃんと構造化して文章に残すことをやりたい。その過程で思考を言語化する癖を付けて、他の人に伝えることが出来るようになりたい。35歳にしてそう考え、また三日坊主になることに恐れを抱きながら、このブログを立ち上げた。